ちょっとの積み重ね
すでに工事は無事終了しているのですが、前回の大渕のお施主様のお宅は雨漏りからの外壁の張り替えと下地交換でした。
お施主様からの相談は6年前に築10年未満で外壁塗装を他社リフォーム業者に依頼したのですが、塗装が浮いて気泡になり塗装皮膜が割れた状態になっている。
それを施工したリフォーム業者に相談したそうですが、回答は
「今、太陽光はやっているが塗装はやっていない!これはウチの責任ではない!」と言われてしまい困っての依頼でした。
私が状況確認に伺った時には誰が見ても雨漏りによる塗装の割れで、問題はどこから、どのようにして雨が壁に侵入したのか、外壁内部の状況はどうなっているのか、着工前にどれだけ読み解くか、しかも裏付けもなく、根拠もなく決めつけない事、が重要だと考えています。
特に雨漏りは人間の病気に例えたら「ガン」と同じで早期発見、早期治療が望ましく、気が付かずに放置してしまうともっと完治するのに大変な工事(手術)になってしまいます。
このお宅もちょとした施工不良や各業者のちょとした気配りの欠如、特に塗装工事をされた業者がちょとした雨漏りの症状を見逃さず気が付いていればと思うとこのような無駄な工事はしなくても済んだかもしれません。
結局安くリフォームをしたつもりが高く付いてしまいました。
外壁塗装は悪く言うと駄目な所も塗り隠してしまう事ができます。
何のために塗装をするのか?大事な家を長持ちさせるためですよね。
まだまだ書きたいことは山ほどありますが、ウッドリメインは
工事後も、10年先にも施工してもらって良かった! と思って頂けるように日々精進しております。